実写VRを撮る。

実写VR撮影の現場からの奮闘の記録

実写VRを制作しているのでブログを始めました。

株式会社折笠ビデオエンジニヤリングの折笠慶輔と申します。

2016年1月より、株式会社シルバーウッドから業務委託を受けVRコンテンツ制作を始めました。
日々の制作過程や完成までの試行錯誤を記録していきます。
 
2年前の2016年は「VR元年」などと言われていましたが、肌感覚としてはまだまだ2018年もVR元年が続いているように思えるほど、VRの可能性はまだ開花途上にあります。
撮影機器、編集ソフト、録音システムなどの新しい技術が日進月歩で更新されていて、作業効率とクオリティは2年前と格段に違ってきていますが、カユいところに本当に手が届くような状況にはまだ至っていない中、それぞれの制作者がアイデアを絞り出し、なんとかイメージを形にしていく。
そのような黎明期ならではの手探りが今のVR制作の状況であり、また、それが一番の面白さでもあると感じています。
 
まだ、誰も使っていない「手」があるはず。
VRでしかできない表現があるはずだ。
金脈を探しにツルハシ1本で荒野へ旅立ったような制作チームの現場から発信していきます。
 
このブログが、これからVR映像を作ろうとする方々の一助となれば幸いです。